今回紹介するのはシマノから発売されてる「14 サハラ 2500S」
廉価モデルの一つで、定価設定がされているリールの中では最も手頃な価格となっています。
外観は黒を基調としたシックなカラー
僕は嫌いじゃないです。
番手の後ろについているSはシャロースプールの意味で、通常のスプールに比べて溝が浅くし糸巻き量を減らしています。
これにより細いラインを使用する際の下巻きの糸が必要なくなり、それに伴うトラブル (結び目とか) を回避する事が出来ます。
特にPEラインにおいては細い号数を使用する事が多いのでこのメリットを生かしやすいですね!
このような特性から細めのPEラインを巻いて主にルアー用に使用しています。
価格・スペック
【定価】
8,800円(実販売価格は約6,000円)
2016年4月14日現在、Amazonだと6,000円強といったところです。
【自重】
275g
【実用ドラグ力 / 最大ドラグ力 】
4.0kg / 8.5kg
【糸巻量(号数-m)】
ナイロン | 1.25-110 | 1.5-95 | 2-70 |
フロロカーボン | 1-130 | 1.25-100 | 1.5-80 |
PE | 0.6-200 | 0.8-150 | 1-110 |
ドラグ力は前回紹介したナスキー2500と同値、ターゲットの関係でドラグが鳴る事が多いのですが勿論滑らかに作動します。
糸巻き量はシャロースプールなので大分抑えられています。
これは目的によってはデメリットになる場合もあるので注意が必要ですね!
使用しているラインはこちらの0.8号
8本組で細いのに16lb(約7kg)と非常に強力です。バングラデシュで使用した際には現地の人が実際に引っ張って驚いていました。
コーティングが良いのか絡まったりすることもありません。
値段もそんなに高くないので次も同じものを買うと思いますっ!
使用感
廉価モデルという事ですが問題はなく快適に使用できます。流石シマノさん。
特にライントラブルにはめっぽう強く使い始めて半年程経ちましたが覚えてる限りでは一回も起きていません。
もしかしたらシャロースプールの特性か、それともラインとの相性がいいのかもですが…
ただ低速で巻く際に少しハンドルが重いな…と感じる事はあります。
なので気にならないように最近は中速〜高速で巻く釣りに使用する事が多いです。
耐久性
公式を見ると海水OKと書いてありますが、丸洗いOKといった記述はないので使用後はスプールだけをぬるま湯で洗っています。(この海水OKってのは多分サビに強いという意味)
本体は濡れタオルで汚れを拭き取る程度です。
使い始めて半年、最近少しシャリ感出てきてしまいましたがそれでも2,000円以下の安物リールに比べれば圧倒的に耐久はあると思います。
実際上記の手入れだけで外観は殆ど変化がありません。
安いリールだと外観も劣化が進み気持ち的に残念な事になる場合が多かったので、この点は地味に嬉しいですね!
総合評価
「価格は抑えたいが、スペックはあまり妥協したくない」というコンセプトを忠実に再現したモデルと言えます。
…しかしSAHARAは安いとはいえ、釣りを始めてやる方にとってはそうは思えないと思います。
ただ安いリールも使ってた身としては、半額のリール2個よりもSAHARAを1個買う方が長く使えるし快適に釣りを出来ると断言出来ます。
なので少し奮発してでもSAHARAのようなリールを購入するのも、一つの選択肢として考えて頂けると嬉しいです!
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